「家有儿女」の授業


週末は、ずっと中国語を読み聞きしていました。
やったことの中心は、実は「家有儿女」でした。いったい、何話まで見たのか。というと、まだ一話も見終わっていません。
この、20数分のドラマをいったい何時間かけて学習しているのかと、我ながら驚きます。
まず、ネットでこのテキストを使って授業をしてもらったのですが、これがなかなか。
台詞が聴き取れない。というのではなく、テキストが難しいというのではなく、もう老師の話が聞き取れません。
なにやっているのか。っていう話ですが、日本語もわかる老師なのですが、こちらも、「もう一度言ってください」をあまりに何度も繰り返すは、いや、この「请在说一遍」の声調が違うと、これまた修正されてしまうレベルなので、なかなか進みません。
一時間の殆どを台詞の音読です。また台詞の意味がわからない所を解説していただいたのですが、それでもいまひとつ理解できていなかったり、考えてしまうと、沈黙が続いてしまいます。
自分でも、どこがわからないのか整理していなかったので、なかなか授業の進め方もわからない緊張のまま、第1回の授業が終わりました。
このテキストは、一話を六課に分けているので、一週間に一課だと、一話を終わらすのに、一ヶ月半。一冊のテキストが4話なので、なんと、たった4話終わらすのに、半年。このテキストを三冊もっているので、三冊の12話が終わるのに1年半ですね。
それは、あまりにもあまりだ。という気がして、もう少し自分の「家有儿女」の水準を上げようと、とりあえずドラマを聴き取るよりも、ドラマの台詞を音読し、不明点を調べ、練習問題をやりました。
しかし、内容が面白いので、他のテキストをやるより抵抗感がなく、また初見では難しいと思った言い回しや単語も練習問題までやると、すんなりと頭に入ります。
ただただ、ネットの授業の老師に迷惑をかけまい。という小心者のきまじめさから、準備を重ね、週末に4回の授業をお願いして、1話の4課。2/3まで終わったところです。
それでも、授業中の老師が話す中国語は1/3くらいしか、理解できていないのは内緒です。
しかも、「内容をまとめて」とか、内容の解説とか、この台詞をどう思うか?という質問には、心の中で「えー!」と叫んだ後で、PCの辞書を使いながら「少しわがままです」とか「わたしは上海蟹は食べたことがありません」とか、しょうもない答えを必死で返しています。


寿命が3ヶ月くらい縮んだ気がする「家有儿女」の授業でしたが、老師にも、わたしが、かなりイッパイイッパイであることを気づかれて、このテキストが難しければ、替えてもいいですよ。みたいなことを言われてしまいましたが、もう意地でも第一話は今週中に終わらせます。気合いが続けば、一冊の4話分まで来月には辿り着きたいところですが。。
しかし、このままのペースだと、一話で6時間のレッスン。4話だと24回のレッスン。いったい「家有儿女」に、どれだけお金を使うのか。と自分でも不思議ですが、もう暫く授業は続けてみようと思います。
内容は本当に面白いのですが、個人的なツボは、息子二人が、娘を歓迎する节目をするのを見て、刘梅役の女優が芝居でなくおそらく本気で吹いている瞬間でしょうか。あと、子役達の芝居は、あまり上手くないのですが、あの子役的な「芝居」ぶりもまた、見ていて楽しいです。


と、週末の中国語はそれだけでもなく、「漢語口語初級教程」もコツコツ進めました。上と下を一緒に進めているのですが、順調に行けば10月には終わりそうです。
「漢語口語速成」も相変わらず繰り返しています。この基礎編は、課によっては数百回の音読をしていますが、今年いっぱい何度も繰り返して定着させたいです。また、「提高偏」も、進めているのですが、これも少しずつ進めて、また来年の夏かGWに集中して復習をしたいです。
「初級からのシャドウイング」と「会話ルート66」と「瞬訳初級」も、飽きるほどやり続けて、精神的には結構飽きてきてしまっているので、もうどこまで続けるの?と、特に「初級からのシャドウイング」と「瞬訳初級」は、すでに一回り終わっていて続編もあることだし、10月には卒業するようにスケジュールを組みました。
「会話ルート66」は、今までは、なかなか単語が頭に入らなかったのですが、他のテキストを進ませることで、かなりの単語が既知のものとなり、音読をしやすくなりました。これは、内容がいまひとつ面白くない。という理由で、やはり9月か10月には終わらせて卒業させいたです。
「中国語がわかるリスニング 」は、今一番のお気に入りの内容です。全16話のうち、6話まで終わりました。怪談の話や桃源郷の話も面白い。わたしが持っているテキストでは、やはり一番難易度が高い文章なのは間違い無いのですが、内容が面白いので、先へ先へ進みます。
これも、全16話なので、9月には一旦終わりそうですが、年内中、何度も繰り返して、テキストを見ずに聞いて内容がわかる。ところまで聞き込みたいです。
「聴く中国語」は、とても面白いです。テキストが中国語を学ぶ。という方向だけでなく、現代中国の状況を知らせる。という方向に向いているかのような様々な話題や、個人的な記事も面白いです。ただ、月刊誌はなかなか手強いのですが、一ヶ月に一冊、もしくはバックナンバーも入れて2冊くらいは読み終わらせたいです。
「生活中国語」も、コツコツ進めています、もう少しで一通り終わるのですが、如何せん内容が古すぎます。日本のストで全ての電車が止まるとか、また作者の考えも、少し奇妙に感じる点が多いのですが、そこの違和感に、また少し惹かれたり。。これも、9月には一通り最初からやり直して終わらせたいです。
「説漢語」は、今は近所の中国語先生との発音素材ともなっているのですが、上巻を暗記目的で使っているときは、単語や語法を覚えるのに役立ったのですが、下巻に入ると、中国語で発言したり意見を伝えるのに有効的なように感じます。
これも今年中まで続けて、下巻も暗記を終わらせたいところです。


と、いろいろ書きましたが、いつのまにか、面白い教材を使いたい。という方向に向かっているのですが、これはもう学習をしているというより、本当に中国語を使えているという感覚になってきました。
ただ、あまりにもわたしは中国語を書いていないので、書けない漢字が多いです。音読だけでなく、暗記の最終段階とまとめとしても、中国語をきれいに書く。という習慣も身につけたいです。
という中国語欲望でぎらぎらしているこの頃です。

挫折している時間すらない


ようやく、この「はてな」で、過去の日記の書き方がわかったので、今日は20日ですが、19日の記録を書いてみます。
17課と18課を4時間ずつの8時間。
さらいに初級からのシャドウイング30分と会話ルート66は1時間。
合計9時間30分の練習時間でした。


その殆どが黙々と音読をしているのですが、必ずしも、きちんと出ているわけではありません。特にテキストを使った音読で、CDの音を止めて、そのリピートをするのは、わたしにはかなり難しいです。それが出来ない個所こそ、重要な言い回しだったり、少し複雑な構文だったりするのですが、やはり記憶力が悪いのか、聞き取れていたつもりの文章も、文が終わって、自分が発音しようすると、文章を頭の中で組み立てられないのです。


「なんて、自分の頭はスカスカなのだろう」と何度も床を向いてはため息をついて、浮き上がってしまうくらいなのですが、「初級からのシャドウイング」の解説にこんな文章がありました。


「リピートは初級の段階ではあまりおすすめしません。今の段階でリピート練習をすると、反応するというより、思考してしまいます。(以下かなり納得する説明も省略)
それに比べてシャドウイングは短時間で音が耳に残っている間に行えますから慣れてしまえばシンプルに練習できます(後も省略)何も考えずに聞えてきた音を追いかけていけばよいわけです。考えるのではなく、反応するのがシャドウイングです。」


たいていの語学学習書には、シャドウイングが難しい練習方法とありますが、やってみれば、理解している文章をシャドウイングすることは、かなり簡単です。
どちらが効果があるとか、それを検証することはわたしには出来ませんが、負荷感がなく練習できるのは、間違いなくシャドウイングです。
とはいえ。とはいえ、いままでどおり、「なんて自分はだめなのかしら」と、何度もうつむきながら、この「漢語口語速成」のテキストでは、リピートの練習をメインに続けてみます。決めたことだから。

边学边忘

時間はかけているのですが、なかなか思うようには、身につけられません。
7月16日の学習時間は6時間で、ただ「漢語口語速成」の11課、12課の音読をしました。


せっかく休みを2週間もとり、約半分が経ってしまったのですが、何かイマイチ感があります。この、何がわたしをして、いまひとつなのか。それなりに考えました。


今はメインにピンインなしのテキスト「汉语口语速成」を使っているのですが、特に声調記号がついていないので、とても不安になってしまい、いちいち調べてしまいます。たぶんよくないのかもしれませんが、声調記号をテキストに書いてしまいます。
もちろん、簡単な漢字にまではふらないのですが、この「声調に自信の無い漢字たち」がなかなか減りません。前は、「声調は大丈夫な漢字たち」に入っていた漢字も、またすぐに「自信の無い漢字たち」へと格落ちしてしまいます。
本当に声調が覚えられません。よく声調は記号ではなく体で覚えるとかいう文も目にしますが、わたしには全くだめです。とはいっても、声調つきのピンインと漢字を書いてまで覚えようという気にはならないので。。と、そういえば、漢字もピンインも殆ど書かずに、半年たってしまいましたよ!こんなことでいいのでしょうか。
「説漢語」の声調記号入りテキストの優しさが身にしみます。
しかし、この2週間のテキスト一冊攻略週間で、「説漢語」を選ばなかったのは、まさしくそのテキストに声調が書いてあると、その声調の通りに読めるのですが、記号がない漢字を読めるようにしたい。という目的もあったというのに、こんなに声調を振ってはいけません。
と、咳,埋怨也没用!


と、朝に書いてから、今日も終わる時間ですが、今日は、「汉语口语速成」を13課、14課を4時間ずつ8時間。と、「中国語会話ルート66」を1時間。「初級からのシャドウイング」も30分できました。9時間30分。
真让人心情舒畅!

練習のための練習

スポーツの練習においては、練習のための練習をするな。試合のための練習をしろ。というようなことをよく言われましたが、わたしは、会話練習においては、まさしく練習のための練習であって、この覚えていこうとする会話は使うことはないだろうし、それどころか一生中国人と会話することなどないのかもしれません。
それでも会話練習や、発音練習は、一般的な中国語水準を高めるのに効果的だとは思います。
まあ、その「何のため」という点は置いておいて、もう練習のための練習ということで。
今日も淡々と「漢語口語速成」の9課と10課を中心に、7時間くらいの練習をしました。

今日が昨日になるまえに

とりあえず、練習時間だけを書きます。
朝は、「初級からのシャドウイング」を1時間。
午前と午後で「漢語口語速成」を5時間。ただし、なかなか集中できませんでした。
また、多読として「聴く中国語」の別冊「小学生の中国語」と「上海」を合わせて1時間半くらい。
で、今日も7時間半くらいなのですが、なかなか中身を濃くできません。
今さら気づいたこと、「才」に違う意味があるのは知っていましたが、数量詞の前と後で意味が異なってくる。というか意味を分けて使う時は、この「才」の場所に気をつけないといけないのか。
文法書を一度も開いていないので、どこかで文法書解禁をせねば。あ。あと漢字を書く練習もしないと。

一日に中国語を何時間練習できるか

朝は、「初級からのシャドウイング」「会話ルート66」を1時間半くらい。午前と午後で「漢語口語速成」を6時間。
と、合計でも7時間半くらい。
仕事をしているときは、一日中国語の音読ができる日が作れれば。と心待ちにしていたのですが、やはり人生ままなりません。
と、それだけでなく、自由に使える時間があると、わたしの場合は逆に一時間の密度と集中度が低くなってしまいます。むしろ、仕事をして10時過ぎに家に帰る生活から学習時間を5時間くらい捻出していた方が、よほど密度が濃かったような気がします。
と、一日目にして反省をしながら、明日はもう少し量に質を加味したいです。
しかし、何度も開いている「漢語口語速成」は、いいテキストだと思います。
また、「初級からのシャドウイング」は、まだその効果がよくわからないのですが、下のコラムのような記事は好きです。【緩急の急は部分語速】という文章の中で谢谢の後ろの谢は、前よりも2倍の速さで軽声として発音。と書かれています。同じように、中国語は緩急と声調でリズムを作っている。声調記号と発音表記が気になるとこのスピードとリズムの変化を認識できなくなる。という説明があります。また、他の頁には、中国語会話の本は楽譜のようなものだ。という説明もあり、わたしも、中国語はそのメロディを聞きとれないと、いつまでも不自然な発音になってしまうと感じていました。
CDを聞いている時や、すぐ繰り返すときまでは、まだ耳にその音楽がなっているのですが、CDがないところで、一人で音読をすると、どこかで全く音楽が思い出せなくなることがあります。それはたいてい、細かな文法的なことやあるいは発音を気にしすぎてしまう時です。どの順番で身につけていくのが最適なのかは、わかりませんが、その音楽を常に体から離さないようにしたいものです。

土曜日の中国語

今週の寝不足で起きたのが6時半。最近のジョギングのせいか体も痛い。
「初級からのシャドウイング」30分。このテキストによる中国語初級の目安とは
・初級前期:短文会話120題マスター。単語500を覚える
・初級中期:短文会話300題マスター。単文500マスター。単語1000覚える。
・初級後期:短文会話500題マスター。単文1000マスター。単語2000覚える。
マスターとは、どういうことだろうと思いつつも、学習開始から半年で初級前期、この1年間で初級後期を目途に、どこかで計測もしてみたい。