くだんの件について

先週中国の朋友と話していて、日本の小説をひとつだけ教えてほしいという難問を聞かれました。この手の質問は、本当に読んで面白かったと思われたいのですが、わたしが勧めた小説と思われると自分が値踏みされるようで躊躇してしまいそうなのですが、この時は、迷わずに内田百輭の「件」を薦められました。
はたして中国で、内田百輭の小説を探せるのかわかりませんが、きっとどこかのサイトで読めるのでしょう。
わたしは、「くだん」とは、なんとなく中国の神話のような。。「聊斎志異」的な怪談から伝わってきたのかと思っていたのですが、調べてみると日本オリジナルの妖怪らしいです。

冥途―内田百けん集成〈3〉   ちくま文庫

冥途―内田百けん集成〈3〉 ちくま文庫

そもそも、この時に迷わずに、「くだん」を薦めてしまったのは、ちょうど前日に小川洋子のエッセイで、内田百輭の「件」の小説を男友達に貸して返してもらうときに「どこが面白いかわからない」と言われて、それきりその男と別れたという話を読んだことと、中国語テキストの「中国語で読む日本と中国のむかし話」に掲載されている「牽牛と織姫」こと「牛郎織女」こと「牛郎织女」の印象がとても強かったからです。
織女星牽牛星の話は知っているようで、実際のところ知らなかったのですが、調べてみると、また細かな点ではいろいろと違う物語があるようなのですが、この物語に出てくる、神話の人物がみな他の昔話にも関係しているところも、あとは自分で調べようという気にさせてくれて、とても興味深くもありました。


(ここからは、万が一「牛郎織女」の話を自分で読むまで内容を知りたくないひとのために、「ネタバレあり!」ですよ。梅有仁哩?)
この物語が特に印象的だったのは、牛の使い方です。ただ、貧しい家を描写するために、「一匹の牛がいた」という簡単な描写と、また「牽牛と織姫」が一緒に暮らし、子供と牛と平凡に幸せに暮らしました。というまるで風景描写のように扱われていた牛が、「織姫」が、天の両親に連れて行かれてしまいそうになると、突然「牽牛」に対して、「わたしを殺して、その皮を使えば空を飛んで行ける」みたいな話をし出すのです。
ここの「なんで、君が急に?」という感じがとても気に入りました。そして、牽牛も、牛を殺してしまうのですが、この感覚が勝手に「おお、中国マジックリアリズム」と叫んでしまったのです。
ちなみに、この陳淑梅さんの他の話は特に面白いというものはありませんでした。

中国語で読む日本と中国のむかし話

中国語で読む日本と中国のむかし話

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)


中国では、マルケスの小説が非常に人気があるというのは信じられなかったのですが、この夏に上海に行って、書店に背ほどの高さに積まれた「百年の孤独」が文字通り飛ぶように売れていくさまを見たり、莫言をはじめ中国の現代作家がマルケスに影響されているという話を聞いたりして、勝手に中国物語に潜んだ奇妙な感触を納得しました。
下の写真は、積まれ方が腰あたりですが、この二日前には本当にわたしの肩のあたりまで高く積まれていました「百年の孤独」です。
あ、今見て気づいたのですが、隣にあるのは、安妮宝贝が作った雑誌の「大方」ですね。帰国してから欲しくなって、結局ネットで注文をしました。




またまた、わたしの大切な中国テキスト「家有儿女」には、牛のいろいろな使い方がでてきます。悪い意味でも、いい意味でも使われる、中国の「牛」さまって。数多くの成語にも出てくる、ああ牛たちよ。
・小东西你也想
・我的中文比他
・小兔崽子,还挺阿你。
・叫牛牛的,以后再也不敢对咱们了。
全て使い分けられれば、あなたは中国語牛2級です。

[rakuten:tokkai:10007284:detail]



というわけで、一時的にわたしの頭の中の7割くらいが牛で覆われた一週間だったので、くだんの「件」を薦めてしまったのです。


ちなみに、その朋友からいただくメールでは、わたしのことを「蜗牛先生」と呼びかけています。そのままでは、「カタツムリ」という意味であることは知っていたのですが、きっと何か中国的な不思議で素敵な意味があるに違いないと、メールをもらいだしてから半年ほど経ってからようやく、「蜗牛先生」の意味を尋ねたところ、「中国語の読む速さが遅いからヨオ」と直球の答えをされてしまいました。「えーーーng。。」と、落ち込みながらも、iMandarinPodで覚えたばかりの、
今后我和你的关系iii,,,(言葉のつなぎ方がわからないときは、那个を使わずに母音を伸ばします) “风马牛不相及哩!”と言いました。「哩」の使い方は全くわかりませんが、相手の真似をして、なんとなく決め台詞(捨て台詞)の語尾には「哩」を付けることにしています。


なんか、笑い声が聞こえたような気もしたのですが、それは「风马牛不相及」の使い方が間違っているので、笑われただけなのかもしれません。
まあ、50%くらいの理解度での会話なので、いつも、牛头不对马嘴な感じです。

家有11人

中国の朋友に、未だにドラマ「家有儿女」の難しさを話していたところで、中国の日本語学習者の間で今一番話題のドラマは、「家有11人」だと教わりました。
え、何?と、今のドラマに全く疎くなったわたしが教えてもらうと、「宮藤官九郎」の新作ドラマでした。わたしは、日本で一番古くから、宮藤官九郎を知っている人間のはずなのですが、朋友も、何故か松尾スズキやデビュー前のグループ魂のことまで知っているのでした。
エー、と悔しくなって、このドラマを何故か中国サイトで中国字幕で見ると、お、お、面白すぎるよお、でした。
このドラマの日本語のタイトル「11人もいる」という意味は、萩尾望都の「11人いる!」を意識した面白を醸しているのだけど、それさえ知っているだけでなく、演劇や音楽の「クドカングループ」を好きな人も中国にはいました。


また中国のサイトで、大人計画の本公演が来年あることさえ知りました。
さらにさらに、日本の小説や、アメリカ小説の好きな人たちのサイトを覗いては、雑誌「モンキービジネス 2011 Fall vol.15 最終号となってしまうことも知りました。
またまた、柴田元幸さんや岸本佐知子さんが、ここ最近熱く紹介をしているらしい、作家
「ショーン・タン」

The Arrival

The Arrival

のことも中国サイトで知ってから、朝日新聞の紹介記事も読みました。
ショーン・タンという不思議な名前の作家の写真を見ると、中国語系かしらん、と思ったのですが、調べた限りは、中国の血は入っていないようなのですが、この人の絵本もまた素晴らしく、久々に英語の原書やオーディオブックを買ってしまいました。
The Lost Thing: Library Edition

The Lost Thing: Library Edition

iTunesのオーディオブックはこっちで開きます。


iTunesの短編映画はこっちで開きます。


と、そんな「家有11人」から始まる本の冒険もしつつ、中国語作文もいくつか書いては、油っぽい中華料理屋のテーブルで見てもらいました。
そこで中国語を直してもらうときに、どうしてこの表現は、間違いなのかを説明してもらい、自分なりに納得感を得るには、双方の文法用語での説明が必要だろうと、中国語の文法書っぽく思えた、「榎本式 中国語リーディング」という本を見つけました。これを一気に読み通せば、およその中国語文法の全体像が把握できるのでは?と思い、また前書きや、冒頭でもそんなわたしの心を上手につかんでくれました。


しかし、最初の概論らしき森の説明を抜けて、第一章のところで、文法の説明についていけずに挫折してしまいました。まず全体を把握させて、各個別の文法説明という構成は納得できるのですが、例外があるとか、一般の文法書では、こうだが本書はこういう定義です。という説明もややこしいのですが、簡単そうな比較文の説明をしているだけなのに、その文法書的な説明についていけなくなりました。
今は、中国の中級中国語テキストを中心に読んでいるのですが、この中国語テキストでも一番難しいのは、語法の解説です。その語の意味や例文も理解できるのですが、それを文法的に説明している、説明文の難解さは格別です。
もはや、ここの説明は省略するか、ただ難易度の高い文構造の中国語を読むという満足度のために読んでいる気がします。


また、作文を見てもらうときに、できるだけ文法的に説明しようとしてくれる人もいるのですが、文法用語や、文法的な知識がないためにモヤモヤ感を抱えるよりも、「こうなっているんだから、覚えるしかないわよ」と言われた方が、いっそすっきりしてしまいます。
ネットで教えていただいた受け身や、処置文で動詞の前に使われる「给」も、「ただそういうものだから」でいいのかもしれません。
先週、ネットで知った用語で、日本の辞書には載っていないけど、何年も前からみんなが使っているらしい「想得美」という言葉も、変に直訳の解釈から転じていく説明よりも、「いい気になるなよ!」の一発で会話の場面として覚えた方がすっきりします。
しかし、中国語作文で未だに「了」の使い方や、「不」と「没」の区別すら間違えるわたしには、まだまだ基本文法をマスターしなければいけないはずです。
しかし、苦手なものをいつまでも忘れたふりをしたい性分のため、どこまでも後回しになってしまうのかもしれません。


ちなみに、この「想得美」という言葉を知ったのは、最近の毎日の確認サイト、「iMandarinPod」からです。
これは、難易度にして「★ふたつ」の基本的な会話で使われていた用語でした。
PODcastは、しばらく聞いてなかったのですが、久しぶりに「CSLPod」を聞いてみると、意外にAdvancedでも、ついていけるので、ではでは!と意気込んで、何度も挫折をした、「iMandarinPod」を聞いてみると、やはりかなり手ごわかったです。とくに、ここの「听新闻学汉语」を今は、一生懸命読めるようにするとことから始めているのですが、自分の語学力だけでなく、国際政治経済について、あまりに無知であることを思い知らされます。
中国語の簡単なニュースサイトから、G20のことや、中国語になった各国首相らの名前や「サンクト・ペテルブルク」や「アスタナ」という都市名を知っては、ほおほおと頷く日々です。
幸いに読み上げるスピードは、かなりゆっくりの物も用意しているので、「読んでも殆どわからない」という水準から、「早いスピードでなんどか聴き取れる」水準まで上げたいものです。


それからそれから、「家有11人」の感想を中国語で言えるようにすることと、「匆匆」をそれなりの音読ができるようになることと、映画「有话好好说」を見たりなどなど、どれもこれも想像するだけで楽しいことばかりです。


Hold住


今でも、「家有儿女」は、わたしにとって難しく、辞書に載っていない言葉もあるので、中国のとてもとても若い老師にわからない点を聞くことがあります。
このすでに古くなりかけているドラマでは、一時的な流行語はそうないので、「どうしてそんな昔からある言葉が日本の辞書に載っていないのか?」とか、「日本の辞書はよくへんな例文が多いね」と言われます。
そこで、では老師の持っている辞書は何かと聞いたら、日本製のカシオの辞書だと自慢げに言われました。中国で日本語を学習している人に一番人気のあるのは、中国で売られているカシオではなくて、日本製のカシオの中国辞書だとか。「日本製は中国製とデザインも品質も全然違うのだ」とのことで、そこには反論せずに、「それはわたしと同じですよ!」ということと、また老師はわたしより1万円くらい高く買ったということでかなり落ち込ませてしまいました。


また、話しの中で、何故か曹操の話になって、老師が不感冒曹操。と言って、感冒が、好きではないとか好きとか言う意味があるとか教えていただいたので、それは流行語ですか?と聞くと、流行語ではない。今の流行語というのは、たとえば「hold住」は、流行語かもしれないと教えてもらいました。
わたしこそ、不感冒流行语だったのですが。。


8月に香港のテレビ番組で、このmiss lin が登場して、「hold住」を使うと一気に、香港、台湾から、大陸に広がり、今は中国のネットだけでなくて、新聞や雑誌にも普通に使われるようになっているとか。かくいう老師も、「8月には友達も皆使っていた」という、この流行語の速さに驚きました。



“就算我搞错party,整个场面我要Hold住!”



日本でも、毎年流行語はあるけど、わたしは使った事がないし、言葉によっては、流行語大賞ではじめて聞く言葉もあるくらいです。
しかし、この彼女のパフォーマンスは、たしかに素晴らしいし、変に場馴れしているところがあるけど、また周りの反応のテンションの高さは、やはりテレビだからなのか。あるいは香港人の興奮体温はこれが普通なのでしょうか。


ちなみに、「hold住」のholdは、もちろん漢字がなくて、holdと書かねばならなく、老師は、「控制」と説明してくれましたが、詳しく知りたい人は、すでに百度にこんな風に説明されています。
Hold住だけは、ここの字幕でもわざと英語交じりの表現ですが、かなり英語交じりの中国語ですね。
わたしなら、not fashion とか 我 think about の方が印象的ですが、hold住の「住」は結果補語というところが融合感が濃い感觉で素敵なのですね。


http://baike.baidu.com/view/6290587.htm


下の動画も見事なのですが、基本は同じですね。なんと幻のiPhone5を見ることが出来ます。
ただ、youtubeや他の動画サイトで検索すると、この一カ月の間にMs.Linの動画はたくさん、発見できるのですが、9月以降が見あたらないのが心配です。「hold住」の言葉の寿命はともかく、Ms.Lin は、何年も生き残ってほしいものです。


あなたはそれをどうやってどこまでやりますか


おなじようなことを何度も書いている気もするのですが、もういったいテキストって、どこまでやればいいのでしょう。気が済むまでとなると一生気が済まないようでもあり、一回読めばそれで許していただきたくなることもあります。
たとえば、三か月間かなり真剣にやり続けた「通訳メソッドを応用した中国語短文会話800」と「初級を超えるための中国語単語BOOK」のテキストにしても、全く「やった感」が得られないのです。
その前にもかなりやりこんだ気がする「瞬訳中国語」にしても、見直すのが怖いくらい、単語は定着できませんでした。
そんなわたしの実力から適当に推測するに、市販の中国語テキストを一冊、「マスターした」という満足感とともに終わらせるのには、それだけを毎日やったとしても、半年はかかると思います。その満足感とは、当然暗唱までは至らず、なんとなく飽きてきたからもういいや、に限りなく近い満足感かもしれません。
ただ、一冊に半年かけては、今本棚に押し込んだテキストたちは100歳まで中語とつきあっても、生きている間に終わらすことはできそうもありません。特に来年こそは、できるだけ中国産のテキストや小説に移行をしたいという野望があるので、この大量なピンインつきのテキストたちを年内に次から次へとやっつけていきたいものです。
今、独学で読んでいるテキストは、中国の中級向けテキスト4冊もあるのですが、気持ちはこれを中心としながら、それ以外にこの3か月で、ピンインつきの大学生用教科書や市販のテキストをどんどん読んでいこうと思います。どちらも中国語を初めて1年たった人を対象としているテキストになります。


ということで、体育の日から、右の中国語本100冊プロジェクトにも書いた大学生用教科書「音読したい中国語」と昔のラジオ講座の応用編を集めたらしい「挑戦!朗読中国語」を読んでみました。両方とも一日で読めるのでは?とも思ったのですが、「音読したい中国語」は、全12課のうち、10課までやって飽きてしまいました。素敵なタイトルに反して、内容はよくある中国語文化についての普通の説明で、面白味が無く、特にテキストに何か工夫があるというものではありませんでした。と、不遜なことを書きつつ、それでも一冊をやりとげることは、作者達が学生へ伝えたかったことの上澄みの一部は味わえるのではないかと思います。
方法は、単純に本文も新出単語も例文もすべて5回ずつ読む、というそれだけです。わたしは未だに中国語文法の本を読んだことがないのですが、いろいろなテキストに出てくる文法的な解説を切れ切れに読んでは、断片的な知識をパタパタと頭のどこかへ張り付けています。


もう一冊の「挑戦!朗読中国語」の方は、最初はやはり一気に読んでしまおうと思ったのですが、内容が濃すぎて、こちらはかなり真剣に音読を重ねていこうと思いました。
前書きに、中国語の声調はいつも同じ声調を出しているのではなく、文の中で、それぞれの声調の高さが違っていて、それにもきちんと規則がある。というような説明があって、「ほうほう」と思って一課を終えたのですが、確かに、ここの2声と文末の2声は出す高さが違うという説明は納得できるものの、ではそれが他の文章ではどう考えればいいのか、声調やアクセントなどについて、全ての文章について適応できるシンプルな規則として、まだまだわたしには捉えられませんでした。
しかし、こちらのテキストの本文がとても読みごたえがあるので、もう少しこだわって付き合ってみたいです。


あと、「家有儿女」もDVDではなくて、テキストの方を去年から進めていて今は2冊目の後半あたりです。これらは3冊目を来年の中ごろには終わらせたいし、毎月挫折している「聴く中国語」についても、なんとか毎月一冊はきちんと読めるようにもしたいし、Podcastにしても、貯めずにコツコツと聞きたいし、作文もコソコソと書き続けたいし。。などと語学学習では全く褒められたことではない、「あれもこれも」と手を出してしまっています。
また、昨年使っていたテキストを読んでみると、実は昨年も頭になかなか頭に入らなくて赤ラインを引いた単語やフレーズが未だに全く同じ個所に赤ラインをひきたくなってしまいます。薄々感じていたのですが、昨年の秋あたりから、自分の記憶力はますます忘却力に負けだしている気もします。


ただ、本当のことを書くと、なかなか上達しない感覚や、あのテキストをやってみたいとか、あれもこれもやってみたいとか思える今こそ、一番楽しい時期なのではないかなとも思ってしまう自分がいます。RPGでも、最初の方こそ面白くて、次第にレベルを上げるのが面倒になって、たいていラストの直前で満足感のような退屈感のような気持ちを持ってしまうような?そして、そういう潜在意識がために、ずっと初級から抜け切れないのかしらんと思ったりもするのですが。。イヤイヤ、わたしの場合はいかなる潜在意識も現実に影響されたことがないので、方法は都乱成一锅粥了でも、今はただただ中国語へ向いている自分の人生をそれなりに楽しむことにします。


iPodで聴く「家有儿女」

ゴールデンウィークは、いろいろと用事があったり、出社しなければいけなかったりで、昨年のように中国漬けにはできないのですが、それでも、中国語中心の計画を立てて、自分を盛り上げました。
まず出社する日もしない日も、毎朝10〜20Kは走ることにして、いろいろなところを引き締めて、夏に向けて、また走ることも日課に入れたいです。
出かける用事がない日のわたしの一日は、走る、猫、中国語、ご飯、寝る。と、それだけしかありません。
また、この期間に中国語のテキストを何冊か読み終えたいです。
去年は半年で大学1年用テキスト、後半の半年で大学2年用のテキストとしたつもりだったのですが、やはり大学2年生用のテキストは、5,6冊を読み終えたものの、なかなか消化出来ませんでした。
そして、ようやく一年経って、まさしく2年生気分で教科書を見ると、ようやく、消化できそうに感じてきました。単に何度も読んだからかもしれませんが。。
ちなみに、去年の今頃はヤフオクで大量の大学生用教科書を見つけて、安く買えたのですが、今年は、同じ種類の教科書は全く見つけられませんでした。
中国語教科書の寿命は短いのか、関係者にヤフオクに教科書を転売することの禁止令でも出たのかしらと慮ってしまいます。
あと、右の教材欄に書いたままの、「かえるらいふ」と「会話ルート66」も、いいかげん終わらせたいです。どちらもいいテキストだと思います。思いますが、テキストの目的が暗唱させる、というところにあるようだと、何十回読んでもなかなか暗唱できない。終わった気にならない。という、どこまでやればいいのか感で、敗北感すら味わってしまいます。
あと、中国の小学生用教科書も終わらせたいし、暗唱した「心に残る中国語」も定着化したいし、中国語映画もみたいし。「家有儿女」も2に進みたい。などなど野望はいろいろ詰め込みました。



「家有儿女」は、家族ドラマなので、初見でも、聴き取り力と全く関係なく、なんとなくそこで演じられている内容を察することができてしまいます。たとえスワヒリ語でも、ある程度は理解できてしまいそうなのですが、それはそれで、言語学習に必要な能力なのかもしれませんが、純粋中国語学習とは方向性が違う気もします
また、一度丁寧にスクリプトを読んだ話だと、さらに内容が掴めてしまい、単語も結構聴き取れてしまうのですが、これも先に中国語で内容を理解しているのは、自力で聴き取ろうという力が養えないような気がします。
日本人の中国語学習はテレビよりラジオの方がいいと、かの加藤嘉一さんも力説していますが、「家有儿女」をiPodで聞けないものかと考えると、これも簡単にできました。


やはり、ネットで「DVDから音声抽出」のような語で検索をかけると、いろいろなサイトでフリーソフトの紹介とその具体的な方法が紹介されています。
ここでも、個人の学習のためであれば、法的にも問題ないと我が社の法務部ににも確認をしたうえで、わたしもとあるフリーソフトで音声を抽出してみました。
そこで、はじめて映像と字幕と映像が無い、「家有儿女」を聴いてみると呆れるくらい聴き取りませんでした。
しかし、音声だけでドラマを聴いて、話を想像(思い出す)というのも、殊の外面白い作業でした。
そんなわけで、連休は走るときはもちろん、家の中で家事をしたり、トイレに入ったり、猫とじゃれあたったり、じゃれあったり、じゃれあったりしている時も、iPhoneで「家有儿女」聴いてみようと思います。

SKYPEで中国語

今は気軽に中国のネイティブの方に中国語を教われる、ネットの教室をいろいろ見かけます。新しもの好きなわたしも、去年から結構利用をしました。
最初は、数千円で一ヶ月毎日利用し放題という定額制のようなコースに申し込みました。
日本で個人レッスンの2時間分程度の料金で一ヶ月です。根っからの貧乏性なので、毎日使うほどお得ね!
ということで、毎晩11時からはあたりまえで、12時、1時過ぎのレッスンも何度もお願いしました。ありがとう一時間の時間差。
しかし、自己紹介が終わると、そもそもわたしには話すべきことが無いことにも気づきました。中国の方のテンションが高いほど、ついて行けずに次第に引いてしまうわたしでした。
また自由会話ができるほどの語彙力が無く、聴き取りの能力も無い人間が、それほど愉快に日本語を話せないネイティブの方とうまくコミュニケーションが取れるはずもありません。相手が英語を話せてしまうと、時には英語で話すことの方が多くなって、今自分は何をしていたのかしら?状態に陥ったこともあります。
また、日本語を話せる先生もいるのですが、そうすると日本語比率が高くなるだけでした。


そもそも初心者が自由会話をすることが間違えているのだと気づき、発音専門のテキストを使って発音のレッスンもお願いしました。ただ、短音や単語だけでの母音、子音、四声だけだと、まさしく簡単な発音テキストの概要説明と発音チェックだけなので、不错,不错で終わってしまい。問題を感じてくれないことに不満を覚えました。
発音専門のテキストも量が多いので、何人も先生を変えてお願いしたのですが、やはり日本人に発音を教えることを専門に学んでいないと難しいことのようでした。
中には日本で何年も働き、日本人に中国語を教えたことがあるという方もいましたが、やはり満足のいく発音法を教えていただくところにはいたりませんでした。


中国のネットでの老師は、いろいろな経歴の方がいますが、おそらく中心は大学の日本語学校を卒業したばかりの20代前半で、昼間は普通の仕事をしている女性が中心だと思います。
顔写真や経歴をみて、老師を選べられるので、日本で通訳をしていたり、日本の大学で教えた経験もある。という方にお願いをしてもらったこともあるのですが、決してその方達の日本語での中国語説明能力が高いとは思いませんでした。
わたしにとっては、単語や文法の説明を日本語でしていただかなくても、それなら日本語の解説を自分で読んだ方が早いとも思いました。
日本語への置き換えの難しい箇所を聞こうとしたり、補語のニュアンスを説明してもらおうと思っても、双方の説明能力が高くないため、あまり上手くはできませんでした。
しかし、中国へ留学をするとしたら、同じように日本語説明のない授業だけで、中国語能力を上げていくのだから。。と、ネットのレッスンで高い日本語の説明能力を求めるのは諦めました。


と、そんな多くのネイティブ老師にレッスンをお願いしていた中で、大学を出たばかりの女性で、全く日本人としか思えない日本語の発音をされる先生を見つけられましたのですが。。
と、ちょっとその先生の奇妙なレッスン風景を書きたいのですが、とても長くなりそうなので、たぶん次回に。。


ただ、いきなりの結論として、実は地震の日もSKYPEでのレッスンがあったのですが、それを中止してもらい、それから一ヶ月経って、ようやく先日SKYPEでのレッスンも再開しました。
あれほど、中国語で話すのが苦手なわたしだったのですが、地震の有り様や近況など、有ること無いことを、手振り身振りを入れて説明しようとしている自分がいました。
細かな点で不具合を感じながらも、中国語だけで相手の話を聞くことや、何かを伝えようとすることに、恐れたりすることが無くなっただけでも、SKYPEでのレッスンを続けた意味があったのかと思います。
こちらの老師とは、初級口語テキストがあと一回で終わり、次回からは「家有儿女」の二冊目のテキストを使ったレッスンの予定です。
「家有儿女」も2になるので、もう少し登場人物達になりきった演技力を身につけたいものです。

冬休み中国語強化週間


12月は前半がなかなか中国語に触れられなかったので、強引に25日から休暇をとってしまいました。
雑用が多少あるくらいなので、またこの冬休みは、かなり無理をしてでも、中国語に浸かろうと思います。
何日に何をする。という予定もこれを書きながら。
この1月から、いろいろなことを試してきたのですが、実は一番使ったかもしれないのに、殆ど身についていない、と気になっているテキストが「瞬訳中国語初級編」です。準4級から4級向けとなっていながら、ここに出てくる言葉達がどうも特殊と感じてしまっているのか、おそらく未だに他のテキストで出会わない言葉が多く。。とそんな言いわけはいいので、とにかく続けるのが嫌になったテキストなのですが、ここまで時間をかけて使って、殆ど身に着かないというのが勿体なさすぎるので、この冬にやりなおします。
殆ど同じ理由で「中国語短文会話600」も。
そして、これは結構身についていると実感しているのですが、「汉语口语速成•基础篇」の音読もここで毎日続けて、卒業したい。今のところは、わたしの中国語の殆どはこのテキストで出来ている気がします。
そして、読破したいのは、村上春樹の「且听风吟」か「羊男的圣诞节」どちらかを、きちんと読み切りたいです。
あと「心に残る中国語」も、最後のひとつ、朱自清の「荷塘月色」だけとなったので、これもまた、卒業をしたいところです。
さらにさらに、DVDで「家有儿女」も見返したいのですが、これはまだ暫く卒業は出来ないかもしれません。


もう少し丁寧に単語に触れて、聞き取れて、【手書きで】書ける。という単語達を増やすことに力を入れましょう。と、25日には書いてみました。
そして、また出来れば毎日結果をここに残したいものです。