毎朝大声で読む中国語

もう少し、毎日の中国語学習を淡々と記しておきます。


朝は、「説漢語」、「中国語会話ルート66」、「初級からのシャドウイング」の音読。意識した大きな声で音読をします。「英語上達完全マップ」の音読パッケージとは少しやり方が変わってきました。
説漢語は、一週間で一課を繰り返し音読して、日曜日には暗唱できるように、暗記を意識した音読です。暗記を意識するほど、細かな言葉の使い方が気になります。また、なかなか覚えられない箇所が、単語や語法が定着できていないところなので、そこを意識して繰り返すことになり、これがとても効果を感じられます。


また、説漢語は基本的な口语、句法が多く。それでいて単語も優しいので、この暗記が気に入っています。
ルート66は、読み上げるスピードはとてもゆっくりなのですが、今のわたしには、このテキストの単語も文法的な表現方法も、知らない言葉ばかりでかなり難しさを感じます。挫折しそうなのですが、もうよくわからないまま、とにかく音読します。1課が約1分なので、30回の音読をするうちに、なんとなく馴染んできます。一語一語の意味や、文法的な意味を時間をかけて理解する前に音読を重ね、そのシチュエーションを理解して本当に自分がそこにいて、自分の言葉として発していることを意識するようにしています。


などと言いつつも、翌日になると、またかなりの部分が怪しくなってしまうので、少し進んではまた戻ります。という、これは「音読パッケージ」にとても近いやり方で音読をしています。が、おそらく100回ではなく200回か300回繰り返さないと、このテキストは身につかないかもしれません。このテキストを使うことがいいのか。は、もう考えないようにしています。


初級シャドウイングは、有名な長谷川正時さんの「シャドウイング」シリーズ(勝手に命名)これの入門編を最初の一ヶ月から二ヶ月めでやったのですが、聞き取りとナンチャッテ中国語を早く話すことはできるようになったのですが、これを自己流で行ったため、3月に中国の有名な先生に聞いてもらったところ、四声が全く出来ていないと言われました。


テキストがいけなかったのか、自己流がいけなかったのか、わかりませんが、使い方が正しくなかった。ということにして、4月から一週間に一回、発音だけを中国の先生に聞いてもらっています。四声は、その音と意識して発声しても、文章の中では、間違えてばかりです。これも、二ヶ月以上も四声について指摘され続けると、ようやく自分の間違える癖がわかってきました。四声のことは、また何れまとめて書きたいです。


そうそう、で、「シャドウイング」を全くの初心者が行うことが正しいのか、わたしには、わかりませんが、このテキストのシャドウイングで、中国語のスピードには慣れました。他のテキストが止まって聞こえるくらい、このテキストにはスピード感があります。と、そういう効果だけでなく、読み上げる時間が短いので、1会話がとても早くできて、15分の練習で30回以上繰り返すことが出来ます。あとは、この日本語も中国語もナレーションの「意味をこめた話し方」がとても気に入っています。そこで、初心者なりに中国語っぽくシャドウイングをするのが、お気に入りです。


発音を見てくれている先生からは、四声の間違いは多いけど、中国語らしく聞こえる。と微妙な評価をいただいている所以です。
まあ、そういわけで、入門編に続いて、初級編のシャドウイングをしているのですが、発音をするのが楽しいのと、この音読で、知らない単語をかなり覚えています。


初級で、トランプのゲームの種類や囲碁の用語を覚えるのは、どうかと思うのですが、まあどうせ使う予定がない中国語なので、学習の順序はなくていいのです。