これを中国語で何と言うか

「瞬訳中国語 初級編」は、だいたい平日の電車の中と昼休みに、iPodで聞きながら呟いて、状況によっては声に出したりしています。
ネットで評判が良いようですが、帯にはこの本の対象者は「中国語検定の準4級から4級」となっています。中検は受けたことがないのですが、勝手にわたしの中国語力は4級から3級の間くらいではなかろうか。と思っていたのですが、この本の単語は、未知な言葉ばなりです。わたしが未知だというだけでなく、HSKのなんとか級3000語水準にすら、入っていない単語がかなり多いです。たとえば、昼休みに、読みながら本を投げ出してしまいそうになった単語達。


缴纳所得税
靠养老金生活
资金周转不灵
包括税款在内
在银行开户


もう何度声に出しても、わたしの頭の中に入ってくれません。
まだまだ、この本をわたしがやるのは早すぎたのでは、と首をひねっりながら、もう一ヶ月が過ぎています。
ちなみに、日本語はこれ。


所得税を支払う
年金で暮らす
資金繰りが悪い
税込み
銀行口座を申し込む


と、どう考えても準4級の人たちが学ぶ言葉とは思えない。いったい本当にこの本を学習し始めた初心者達は、どう使っているのか電話をかけて聞きたくなりますが、とりあえず我慢我慢。中国語の試験が目標でなく、一般的な中国語の文章をスラスラ読める。という曖昧な目標を持つわたしは、もう単語の好き嫌いを言っている場合ではありませんよ。
出会った単語は、何でも覚えたい。わたしの上を知らない単語は通さないわ。という気概で学習を続けます。


あと、ようやく気づいたのは、わたしの記憶力は人並み以上に悪い!ここらへんの単語を続けて200回音読しても定着しないことに自分でも驚きました。
で、単語を定着しやすくするには、よく英語の単語の記憶法でも書かれていることですが、
何度も音読を繰り替えす。
日にちをおいて繰り返す。
ここらへんですが、では、一度に何回よんで、それを何日繰り返して。また、何日おいて繰り返すの?というところがたいへん気になるところです。


わたしの、瞬訳の使い方は月曜日から金曜日まで一ROUNDのフレーズとセンテンスを毎日繰り返します。一日2頁とかでなくて、もうフレーズもセンテンスも両方の課を全部繰り返します。瞬訳の1ROUNDとは、10センテンスが10track入っているので、100センテンス。単語で考えると、その2倍くらい?さらにフレーズには文章として8フレーズ×5track。あります。フレーズによっては、センテンスにも出てこない単語も出てきたりするので、とにかく初心者には、かなり敷居の高い「瞬訳」であります。
が、一日だけでも、行きの電車で結構馴染んできて、昼休みと、さらに帰りの電車を降りて、自宅に向かう頃には、最初は全く身も知らない単語達も馴染んできます。それが金曜日になると、7,8割くらいの単語は、もう日本語の読み出しですぐさま中国語が出てきます。


ただ、問題はその2,3割くらいの単語を確実に覚えていくことと。実は、全く書く練習をしていないので、殆どの単語を書けないことです。
これをどうするかというと、今は全く考えはないのですが、2,3回繰り返したり。どこかで、まとめて書く練習をすることくらいでしょうか。


何か思いついたら、また実践をしてみます。