瞬間中国語作文

しかし、新しいCSLPodのお二人の声には、全く馴染めません!ただの慣れの問題でしょうか?


数ある練習方法の中でも、日本語のすぐ後に中国語を言おうとする瞬間作文の練習は確かに脳に効く感じはします。
では、中国語の場合、その素材をどうするのか。というと、有名な教材では、「瞬訳中国語」や「口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング」などがあり、テキスト収集が趣味のわたしはその両方を持っています。特に瞬訳シリーズは、初級編をボロボロになるほど使ったのですが、正直使いづらいです。いや、これは使い方の問題なのか、とにかくこの準4級から4級水準という単語が頭になかなか入りませんでした。
しかし、逆に初中級や中級を見ると、結構見かける単語や言い回しが多かったりします。この初級編の水準のまま単語の難易度があがる、というのとは少し違う気もします。
そもそも、この瞬訳シリーズは、瞬間作文というコンセプトではなく、言葉の組合せで覚える。ペアの単語帳のようなものかもしれません。
逆に、「口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング」の単語には、難しさを感じることもなく、日本語から中国語への変換という、「瞬訳英作文」のコンセプトに近くは感じます。しかし、ヒントが多すぎるせいか、何か瞬間的に作文をする。という感覚ではないかも?


と思っていたところで、しつこいのですが「ビジュアル中国語・例文ドリルー基本の表現編」は、面白いです。最初はDVDがあるので、家でこれを見て使うものかと思ったのですが、音声だけも取り出せて、寧ろ電車の中や、移動中に日本語の音声の後にすぐ中国語を言う(考える)ようにして使えます。
この特徴は、例文が比較的長いところでしょうか。そして、特に「語順」の章では、最初はシンプルな表現が次第に複雑になっていく過程がとても面白く、ようやく中国語の語順がわかってきたような気がします。また、今までは長い日本語を素早く中国語にすることに、とても苦手意識があったのですが、このかえるらいふのおかげで、長い文章を素早く中国語にすることに燃えてきました。
本当は、長谷川 正時さんのシャドウイングシリーズも、そういう風に使えるはずなのですが、やはり日本語と中国語の音声が別だと、初級者には日本語から中国語の変換が正しいかどうかをすぐに確認できない悲しさがあります。


とりあえず、平日は最大の練習場所である電車の中では、行きの電車で、かえるらいふの「ビジュアル中国語・例文ドリルー基本の表現編」帰りの電車でもかえるらいふの「すぐに使える中国語」(実際には使ったことないけど)を中心として、暗記文の確認やテキストの黙読シャドウイングなど、機械的に電車の区間で切り替えては、練習をしています。
と、瞬訳も、もう使わないわけではないと思うのですが、とりあえず、この「ビジュアル中国語・例文ドリルー基本の表現編」の550例文を先にしあげてみる予定です。
って、結構地道な勉強をしていますが、勉強ではない部分もまた力を入れるようになりました。それはまた、たぶん次回に。