中国的な何か

今週も週末まで、殆ど時間が取れないので、漢詩だけを一日ひとつ何度も暗唱をすることにしています。
とりあえず、何か小さなことでも決めたことをやり遂げるのは、気持ちが落ち着きます。
月曜日に李白の「下江陵」こと、以前「早发百帝城」として、暗記ができたと思っていたの、完全暗記とは程遠い結果であったことがわかったので「下江陵」として改めて再度30回ほど音読。しかし、まだまだ何か身につけられていないことも分かります。
火曜日には、同じく李白の「送猛浩然之广陵」これも既読。
とりあえず、今月は愚直に「聴く唐詩三十首」を最後まで読み切りたいです。


たかが七言絶句の量だし。と思っていたら、五言律詩、五言古詩から、かの白居易の「长恨歌」まで出てきます。
また、はじめてこの詩を最後まで読んだのですが、短編小説のような物語性に惹きこまれました。
心に余裕があれば、これこそ暗唱したいものです。


また、中国語を学習しはじめたとはいえ、文化的背景も、歴史的背景も、わたしは何も知らないに等しいと悟らされました。
12月が終わるころには、この基本の30首と、これら周辺の知識がとりあえず自分の脳に入りこむと考えるだけで、中国的な何かに近づけるような気がします。