担々麺

わたしは、特に辛い物好きというわけでもなかったのですが、辛い物好きの知り合いのラーメンに付き合っているうちに、辛さに強くなってきました。
東京の辛いラーメンで有名な「蒙古タンメン中本」  も何度か行きましたが、この店での辛さ9や10の冷やし味噌ラーメンや北極ラーメンよりも、辛さと美味さで上だろうと感じるのが、「四川担担麺 阿吽」の「五辣つゆなし担担麺」です。
と、そもそも、ラーメンと担々麺を比べてしまうこと自体間違いなのかもしれませんが、ここの汁なし担々麺の5辣は、エグイです。


わたしはとても、この5辣が食べられないので、4辣で許していただき、友人から一口だけもらっては、舌を痺らせて頭から汗を吹きだしては、5辣の先進性と複雑な芳醇さを羨むのみです。と、辛さ好きの友人からは、その後の反省会で、どうしていつまでもお前は5辣が食べられないのか。いつまでも、できないことの言い訳をするな!と絡まれてしまいました。


まあたしかに、わたしはもう中国語がなかなか出来ないことの言い訳をしまい。となんだか強引に置き換えては、帰りの電車に乗りました。
また、週末の個人レッスンは、やはり3月までで一旦終わらそうと思いました。
人は、こう何時までで終わってしまうのね、と思うと逆に燃えてしまうものです。
今までは、レッスンの聊天儿の部分は、成り行きで単語の羅列的なものでしかなかったので、ここからして、それなりに話の流れを作っていこうと、下にあるような、担々麺を巡る冒険の話を用意しておきました。
さらに、老師が村上春樹の良さがわからない。というので、こちらはきちんと「村上春樹的ドーナツの空虚と甘さ文体」というような作文も用意しました。


ただ、わたしの作文は、辞書を引きまくります。作文というより、辞書の例文検索から関連語を調べては、寧ろ辞書にあるような表現に合わせて文章を作っている感じがしないでもありません。逆にわたしは普通の作文問題集のようなものから、作文をしたことがありません。こんなことでいいのかしら、と疑問に思いつつも、とにかく辞書を引きまくっている間に、様々な言葉や表現を眺めているということと、作られた作文問題を中国語にしているのではなく、自分の体の中にある自分の言葉を中国語にするという練習は、きっと役に立つのではないか。と思っている次第です。


こちらは、お喋りタイムで使う想定シナリオ
我喜欢吃非常辣的担担面。我觉得在东京中最辣的担々面店是在汤岛的「四川担担面阿吽」店。在这个店里,把担々面分为三种辣的等级。
前几天,我跟朋友去这个店,朋友吃了最辣的担々面。
最初老板对他说,“您以前吃过吗?您敢吃吗?不要紧吗?”
朋友对老板说,“上次被您制止了,所以我这次想今天挑战。”
我点了中等程度的辣的担々面。尽管如此,从头冒出汗如雨下。
朋友辣得嗷嗷直叫,“辣得慌”
我请他给我一口,就觉得舌头麻酥酥的。但是喝那么多水,舌头的麻痹也不好。坚持吃完的时候,稍微后悔了吃这么辣的担々面的事。到此后睡一直舌头麻木。
但是今天早上,不可思议的是,我还想再去那个店吃担担面。
下次,我想挑战吃最辣的担担面,也想浑身发麻。