中国でもひとりで出来た(二日目)

お昼から紹介していただいた大学院生の方と会って、中国語で街を案内してもらうという予定だったのですが、あまりに腰が痛いため、どこにも行かず教室のような場所での自由会話で過ごしたのですが、これが全く正解でした。
また、本当は週末だけの予定だったのですが、いろいろあって他の方までを紹介してもらい、結局中国にいる間は午後はずっとどなたかに相手をしてもらうことになりました。


会話は、共通の知人のことから、小説やアニメの話しだったのですが、注意されたことを忘れないうちに書いておくと。
発音はanとangとengの区別。Uの発音。他にもよく言われることを指摘されました。
文法のようなことでは、
離合詞を正しく使えてない。〜不惯を使えてない。砸了は、動詞の後ろにつけて使え。大饱口福を使えるなら、大饱眼福も使って。不至于と至于。下来と下去。
他にも、うんうん頷いてばかりだったのですが、自分のノートを見ても、宮崎駿とかラピュタとかナウシカとかで、もう他の字がよく読めません。
また、それは、こういう意味でしょうと、わたしが別の単語を使うと、大抵は、その意味は違うと言われました。そこで、説明をしていただいた例で造句をしたりする内容でした。
例えば、一下子は马上に意味が近いですよね。と言うと全く違う。一下子は、「量が多い時に使う」という説明をされました。それは全く知らなったし、辞書にもそんな説明は載っていないのですが、確かにどの例文を見ても、そこには「量が多いから、急には」という使い方ですね。
普段から外国人に中国語を教えている方でしたが、どうしても意味が分からないところは結局は英語で意思の疎通をしたりしたのですが、またその英語の単語がわからなくなって、中国語で説明をしてもらったりして、今は何をしているのかわからなくもなりましたが、中国語を教えることにとても情熱的な方だったので、そんな様を見ているだけでも元気をもらいました。


話の流れで、腰痛の話になり、知り合いのドイツ人は盲人のマッサージ(ここでanの発音について何度もやりなおされる)に行って、評判が良かったということを教えてもらいました。そういえば、途中で盲人の人に会ったなあということを思い出し、調べてみたら、宿の近くに盲人のマッサージ店がありました。
かなり、行くのを躊躇したのですが、夜になって、さらに痛みが増したので、思いきって店に入ってみました。
なんとか、フロントで、「腰が痛くて歩くのも辛い」と言っては見たものの、容赦ないスピードで返されたので、なんとなくわかったふりをしていると、個室に案内され、彼は日本人が嫌いだよ、と聞きたくもない説明をされてマッサージを受けました。
例によって、1割2割くらいしか、話す内容がわかりませんでしたが、マッサージの力で何度か悲鳴をあげつつ、「まだ腰は痛むか?」と聞かれると、「いやあ、治ったみたい」と言ってしまう調子物でもあるわたしです。実際にその直後は、大丈夫かも。。と思えたのですが、それは体の別の部分にもマッサージをされた痛みを感じただけで、やはり腰痛は、あまり快方に向かえていません。


あと、交通卡を作ったり、スーパーに行ったりという、目いっぱいの一日でしたが、またここらへんを老師に、「一人で出来ました!」報告をする準備を横になりながらします。という、わたしの中国語の大部分は老師のためにしている気がしないでもないこの頃です。