猫の手も借りて中国語を読みたい

国語学習ブログのnihaoperioさんのところでおしえていただいた、「キャットジャーナル」がわたしの家にも届きました。
これは本当に日記でも学習ノートでもなく、猫のための猫ノートですね。
Nihaoperioさんは、このノートに最初に何を書くか悩まれていましたが
わたしは、「笨鸟先飞、笨猫先跳」と書きました。
モデルはわが家の♂猫と、すでに餌受けの台と化しているのが件の「キャットジャーナル」です。たいていうちの猫は後ろ足だけをついて座っているか、仰向けになっています。



中国語を早くたくさん読みたいという思いは去年からあったのですが、中国語力が無いために、未だになかなか実現できません。英語の多読に関する書籍も数冊読んだのですが、英語における多読の方法は、そのまま中国語には適用できないなあとも考えています。
また、自分の中国語の水準が低いなりに、ツールの力を借りて読んでいこうではないかと、テキストから一気に辞書へリンクできるツールも調べてみました。
ネットで無料のポップアップ辞書があるという記事も読んだことがあり、試してみたところ、最初はとても便利だと思い、書籍として持っている印刷物もスキャナで読み込み、これまた無料の中国製OCRで中国語のテキスト化もできました。
ただし、適切な用語を選択できないという問題や、辞書の該当用語から適切な部分を読みたいなどという贅沢な望みが芽生えてきました。
また次第に、印刷物をスキャナにとって、さらにOCRで読み込ますという作業に激しく億劫さを感じてしまいました。そそもそも中国では、殆どの印刷物がネットで探せばあるはずなので、ネットの文章をそのまま読むだけでいいのではないか!と楽な方法を自分に説明させました。
そこで、ブラウザのアドインでの翻訳ツールが数種類出ているので、それも試してみたのですが、ポップアップ辞書と同様な問題として、適切な用語選択とわたしが望む説明や関連例文を見たい、などなどと贅沢な悩みがつきなくなりました。


またまたそこで、電子辞書で中国語テキストを読み込む方法がいいという記事を読み、この中国語辞書と中国語テキストを読み込むの適している電子辞書ということから、この夏にはカシオの「エクスワードXD-B7300」という電子辞書を購入してしまいました。
これがわたしの初電子辞書になりましたが、とにもかくにも、恥ずかしすぎる赤い外観とキーを押した感触が素敵過ぎてたまりませんでした。
肝心のテキスト読込機能についても、中国に数多ある中国語のテキスト文章を辞書へアップロードしてから、あとは読みたい用語を選択するだけで、まさしく辞書の該当単語にジャンプすることが出来ました。


CASIO Ex-word 電子辞書 中国語モデル XD-B7300 レッド XD-B7300RD

CASIO Ex-word 電子辞書 中国語モデル XD-B7300 レッド XD-B7300RD


よく中国語電子辞書では、例文検索の機能を重視して、CANONの電子辞書の評価が高いのですが、中国語テキストを辞書とリンクしてドンドン読みたいという機能を重視すれば、このカシオの中国語電子辞書はかなり使えると思いました。


iPhoneタブレットには、長押しで辞書へのジャンプという機能もあるのですが、中国語→日本語への一発ジャンプという機能は、調べた限り見つけられませんでした。そこの内臓辞書を変更するということも可能なようなのですが、まだリスクが高い機能でもあるようです。
日本語のiOSだと、日本語の長押しで日本語辞書へのジャンプなので、中国版のiOSなら、中国語から中国語辞書へのジャンプという中中辞書の機能にもなるのかと思い、浅はかな考えで自分のiOSを中国語化したのですが、それはあくまで機能表示に限定されているようで、肝心の内臓辞書が変更されることは当然ながらありませんでした。
あるいは、日本でも、中国仕様のiOSにすることが可能なのかもしれませんが、もういろいろなことがややこしそうでやめました。
しかし、結構面白いので、わたしのiOSの画面は全て中国語表記のままです。
まず、最初に操作するときは、「移动滑块来解锁」という表示をスライドするところからマイあいふぉんは始まります。



カシオの電子辞書は、テキスト上の中国語を素早く調べるということでは、十分使えるのですが、もっともっと例文検索をしたいとか、用語を調べているうちに関連する別の用語をどんどん調べたいとか、調べた用語を自分でDB化したいという、さらに「あれもこれもしたいの」欲も出てきました。
そこで、やはり当面はPC上でテキストを読む。
調べたい用語などは、
ChineseWriter9 MASTER
で、思う存分調べる。
別に用語リストをどんどん蓄積していこう。

と今は考えたりしています。
しばらくは「早く沢山読む」よりも、しっかり調べて、きちんと記録するという方面を重視しようと思ったのです。なんて啰啰嗦嗦考えていないで、とにかくやればいいのですが、こんな絮絮叨叨と独りごちたり、绕来绕去してしまう様こそ、また趣があるものです。