テレビで中国語

時間があえば、テレビ講座「テレビで中国語」を見ています。
4月に山本太郎さんが、レギュラーとなって、ちょっと発音の仕方も変だけど、きっと役者の方だからすぐ本格的な発音になるのでは。と思ったのですが、その変さは相変わらずで、特に四声に苦労していますね。
山本さんの視線を見ると、おそらくカメラのあたりにカンペがあって、その四声の印を読んでいるようですが、まだまだ、というかおそらく番組の最後まで四声は直りそうもないですね。少し荒川さんもムカツいているような?


この四声の苦労さは、全く他人のことを言えないわたしなのですが、本人はその四声で発しているつもりでも、そうならないというのはよくわかります。ここは、すぐその場で修正されれば、そこで直すことはできるのですが、おそらくそれでは何の解決にもならなく、彼のように、そしてわたしのように四声が苦手な人は相当苦労をしなければなりません。
いろんな方法があるのですが、ネィティブの人か、相当耳がよい日本人に四声を常にチェックしてもらうのが一番だと思います。
それも、ただ間違えて、一度そこを修正するだけではなく、何度も何度も繰り返して修正修正、また修正をしなければ直りません。さらに、一文でも、そこは、直ってもすぐに違う箇所を間違えます。そこで一番効くのは一頁くらいの文章を読み、もう間違えたらそこを修正して、そこが正しく発音できるようになったら、また一番最初に戻る練習でした。これだとわたしの場合、一頁を正しい四声と発音で言える音読できるようになるのに、一時間かかっていました。本当に最後の最後に間違えても、また最初からの音読を繰り返すという、心の中では何度も「えー」と叫びつつ、また最初から。。を繰り返しました。それを1時間ずっと同じテキストを音読していると、四声と発音は次第に安定していきますが、またそれ以外にも自然と内容をそっくり覚えてしまえることもよかったです。
とはいえ、たとえ1時間かけて、そこの発音が完璧に近づいたとしても、また別のテキストを読むとぼろぼろです。中国語を学習してもうすぐで10ヶ月もたってしまいますが、まだまだこの四声では苦労しています。
ただ、このネイティブによる、スパルタ発音チェック方で、次第に四声の修正箇所は少なくなっているので、いつかそれほど遠くない内に、全くチェックされずに読む日が来ることを願ってやみません。


あと、「テレビで中国語」では、胡兵の発音が聴き取りやすいのは勿論ですが、彼の発音の説明は、わたしの老師がよく説明してくれることと共通することが多く、とても納得がいきます。そして、なんとなく胡兵(脚本)が伝えたいのは、中国語は、四声という4つの音の動きだけではない、そのイントネーションを再現しなければならないということ。ここの大切さは、よく理解しているのですが、それこそ、大量の音読をネィティブの前で繰り返してチェックをしてもらわないと、わたしはとても自分では修正ができないことです。
CDを聴いて、そのCDの通りに繰り返す。というのは、簡単なようで、とても難しいです。学習はじめの頃はCDと自分の音をかぶせてしまっていたので、自分ではCDの通りに発音できていると大きな勘違いをしていました。
これはシャドウイングだけを繰り返すことの危険な点でもあるように思います。
一人で練習をするときは、面倒でもCDをとめて、そこで発音を繰り返して、CDと自分の声を比べるのが一番ですが、やはりわたしのような発音音痴には、レコーダの音を聞き返しても、自分が間違っているかどうかが的確には掴めないことと、それをどう修正すればいいのかには、なかなか辿り着けません。


今日は、相変わらずの「家有儿女」の第三話の最後の第六課を予習して、第三話全体を何度も見ます。
また、「漢語初級口語教程」下巻の最後の16課。
時間があれば、北京語言大学の閲読本を読みます。
と、こんな予定を書くだけで、わくわくできるわたしになりました。