純粋性中国語暗記方法


毎日、比較的短い時間の暗記方法で、大学2年生用のテキスト一課分は一週間で暗記できるペースをつかめてきました。

以前にも書いた、英語教育やフィンランド語の書籍を書かれている北川達夫さんの方法で、科挙式暗記方法を、大ざっぱにまとめるとこんな感じです。


朝の音読と黙読:緊張の音読と弛緩の黙読の繰り返し
昼の反芻:掌を見て反芻。声には出さない
夕べの反芻:文字を頭から丹田に下ろす
夜の筆写:寝る前に暗記した文を筆写


以前は、音読をとにかく何十回と、あるいは百回もすれば暗記ができる。と、強迫的に考えていたのですが、この方法だと音読の回数はかなり少なく、黙読やイメージで覚えられるようになりました。


と、実はそんな方法論はどうでもよく、おそらくどんな方法でも自分が信じられれば、完全暗記に辿りつけられると思います。
わたしにとっては、暗記の方法論ではなく、この文章をただ暗記したい。という純粋な暗記への熱意だけのような気がします。


明日の暗記文も著作権がないようなので、この怀念紱熙の1/2です。

怀念紱熙 (1) 汪筯祺
紱熙是念物理系的,大学二年纪,才转到中文系来。
我和紱熙大一时就认识。
我们认识是因为在一起唱京剧。
有是也一同去看历家班的戏。
他的爱好影响了他的夫人,他们到美国去,我想是会带了一枝笛子去的。


同时具备科学头脑和艺术家的气质,我认为是紱熙能在语言学,古文字学上取的很大成绩的优越条件。
也许这是治人文科学的学者都需要具备的条件。


紱熙的治学完全是超功力的。
在大学读书是生活清贫,每日孜孜,手不释卷。
后来在大学教书,还兼了行政职务,往来的国际,国内学者又多,很忙,但还是不疲倦地从事研究写作。
我每次到他家里去,总看到她的书桌上有一篇没有写完的论文,摊着好些参考资料和工具书。
研究工作,在他是辛苦的劳动,但也是一种超级的享受。
他所以乐此不倦,我觉得,是因为他随时感受到语言和古文字的美。
一切科学,到了最后,是美学。


こう書くとまた改めて文字の少なさに驚きます。この本の後半になると、この倍くらいの量になるのですが、はたして一週間にそれだけ覚えられるか、今は全く自信はありません。ただ、自信はなくても、3カ月でこの一冊を本当に生涯忘れられない文章にできる。と想像するだけで嬉しくてたまりません。